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理事長所信
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 2010年度理事長所信

第39代理事長 熊谷敏幸

『はじめに』
 竜ヶ崎青年会議所が誕生し39年目を迎え、過去から現在までの青年会議所運動はどのような事を行っていたのかを振り返る必要があります。私が経験したJC運動としては『ネイチャーゲーム』『わんぱく相撲』『ちびっ子サッカー大会』と紹介しきれないほど数多くの青少年育成事業を経験いたしました。研修事業としても自分を高め成長し自分自身を再確認できるような事業を先輩方は開催し現在に至っているのです。設立から38年間多くの先輩方は、志を胸に秘め多くの運動を展開していましたが、JCのメンバーである皆様は何を想い運動を行っていますか?根本の答えは青年会議所へ入会した時点で出ています。私たちが生活をしている地域や未来ある子供達が安心し希望あふれるまちを創る事を目的に運動することなのです。
 現代のゆたかな社会の実現への想いを抱き運動を行う反面、現実的には私たちを取巻く環境は改善されず、大人たちのモラルの低下による犯罪、多くの課題のある教育問題、また景気悪化による多種多様な問題と取り上げたらきりがない多くの問題があります。その中でも多くのメンバーが直面している100年に一度と言われている世界同時不況問題については社会全体が対策を検証しています。企業経営に携わり日頃企業の発展に全力で取り組んでいるでしょうが出口が見えない状況が続き、企業存続も危ぶまれる中で今までのようなJC運動が可能なのかを考える事が必要な時に来ているのです。
 この地域の特色にあった事業、今現在抱えている社会の問題改善事業、JC内部で抱える問題の検証、また十年先を見据えた事業の展開等多くの課題があります。『いい事業だったね』では無く、青年会議所として地域に波紋を残し地域の方々が行動を起こせるような事業を展開していく事を求められる時代になっているのです。
 
『常識ある行動』
 JCを知っている人のJCへの見方はどうでしょうか?おそらくJCへの見方は良いものばかりではないはずです。メンバーが真剣に考え、実行し地域に波紋を広げることができたとしても日頃の行動等で常識ある行動が行えなければ意味の無いものとなります。一般的なJCへの見方は良いものばかりではない部分があり「JCは飲みの組織団体である」と耳にします。この様な見方をされていていいのでしょうか?良いはずはありません。少しでも改善の道を進まねばならないと考えます。しかし我々の日々のJC運動では、委員会活動後の懇親会での意見交換や交流、友情を育む場としては必要不可欠です。JC運動、委員会活動後の懇親の場で出てくる意見は委員会活動の活性化またLOMを活性化し、大きな交流の渦を作り出します。そしてメンバー間の友情を深める事に繋がるのです。しかし多くのメンバーが各企業で重要なポジションで活躍され、多くの責任を背負い、その傍らJC運動に励んでいることは承知の通りです。このような環境の中でJC運動を行いJCの組織の一員として運動している以上、常識ある節度を持った行動を取らなくてはなりません。JC運動を行った翌日に仕事に支障をきたすような行動は、多くの方に迷惑をかけ多くの損失を生みだします。その様な行動は常識ある行動では無いのです。多くを失ってしまっては意味の無いJC運動になってしまいます。私たちは常に多くの方々に行動を見られていることを意識し常識ある行動を取ることが必要とされている組織団体だと感じ行動してください。
 
『仲間への思いやり』
 JC運動を行っていく途中で必ずぶつかる壁があります。自分自身への負担です。仕事を努め、家庭を大切に考えながらJC運動を行っていくと、自分自身への負担が少なからずとも多くなると思います。仕事、家庭を犠牲にしてまでJC運動に取り組む姿は、明るい豊かな社会を築く事の基本に反する事になります。JC運動を一人で背負わないで下さい。委員会だけで無理をしないで下さい。竜ヶ崎青年会議所メンバー全員で助け合うことも大切なのです。
 多くの事を外へ発信することも大切な運動だとは思いますが、竜ヶ崎青年会議所では、それ以上にメンバー同士が切磋琢磨し助けあう心(修練)、困っているメンバーを無条件で助ける心(奉仕)、メンバーを思いやり手を差し伸べる心(友情)が無くては青年会議所の掲げている3心情の修練、奉仕、友情はないでしょう。今の竜ヶ崎青年会議所に、欠けている部分、また、これから運動を行っていく中で最も大切な事だと考えています。お節介と思われるぐらい声を掛け合い共に運動を展開しましょう。その時何でも言い合える真の友情が生まれるのではないでしょうか。一人のメンバーの理想や思考そして行動が始まりになります。行動する時に一人では行えないことも、メンバー全員で心を一つにすれば必ず何事でも実現でき、きっと良い事業を行う事が出来ます。同じ時間を共有した仲間を大切に思う気持ちは、地域の為の運動として、未来あるまちづくり、輝くひとづくりの運動の糧として胸を張って言える様な一年を演出するはずです。
 JC運動には期限があります。40歳までの期限です。しかし同じ志を持ち共に学びそして喜びを分かち合った仲間は永遠の友となることでしょう。多くの出会いを大切にし、多くの友を持つことはJC運動の目的の一つであることを忘れないで下さい。
 
『輝くひとづくり』
 魅力あるまちとは、輝く人が集まっているのではないでしょうか?青年会議所メンバーをはじめ龍ケ崎の地にも多くの企業経営に携わっている方がいます。今年度も青年会議所メンバーだけでなく、多くの企業経営に携わっている方と共に学んでいきたいと思っています。
 現在、過去最悪の経済不況になっていることは間違いありません。「JC運動なんてしている余裕はない。」「まちの未来の為に活動するなんて考えられない」と言われる方が正直なところです。しかし、何も行わず現状のままでは、企業また青年会議所も衰退していくのは確実だと言えます。このような時代だからこそ運動に参加し多くを経験し、人間力を学ばなければ明るい未来のある企業経営、JC運動は行えないはずです。そこで今年度は『個人能力の向上研修』、『組織力の向上研修』、『発信力』に焦点を絞り運動展開していきます。企業経営、JC運動を行うにあたり個人の能力向上を図ることは必要不可欠な課題であります。なぜ、個人能力の向上研修を行うのか?個人能力の向上は必ず自分自身の自信に繋がると信じています。自信が無ければ何一つ行動に移すことは出来ません。中途半端な気持ちで行動しても何も学ぶ事は出来ず、また共に行動している人に不安を与えかねないものです。その様な事を少しでも解消できるような研修を行いたいと思います。情熱、魅力、責任のあるひとづくり、すべてはひとから始まり個人能力が上がれば必ず組織力は上がり結果発信力に繋がるはずです。
 様々な経験を持つ仲間達から得る知識を基にひとづくりを行なう事が青年会議所の役割として最も重要な事で得意とする部分だと信じています。青年会議所がひとづくりの運動を通して地域に『明るい豊かなまちづくり』のできる人材が育ち、JC運動を行う同志が一人でも多く集まり、そして一年を通して参加された方々が確実に個人能力の向上また組織力の重要性に気づいて頂き、企業経営そしてJC運動に実践して、その中で元気ある企業、魅力ある青年会議所を作り上げて行かなくてはなりません。
 学ぶことを忘れてしまったのであれば思い出しましょう。学ぶことの素晴らしさを・・・きっと自分の為になるのだから・・・如いては地域の為になるのだから・・・
 
『輝くまちづくり』
 輝くまちとは。皆さんはどう捉えていますか。「市民が率先し地域運動に参加する事」「街に子供たちの笑顔が溢れている事」様々な捉え方、感じ方、考え方があります。その数あるまちづくり運動の中で2010年度は《輝くまち=輝く子供たち》を柱に運動を展開する必要があります。
 私たち竜ヶ崎青年会議所は、30周年記念事業時に始めた竜KOI舞祭、また、流通経済大学サッカー部の協力で開催しているサッカースクール、茨城ブロック協議会から発信され開催に至っているオセロ大会を継続事業として開催しています。年数を重ねる毎に事業の完成度は上がっています。しかし私たちメンバーが事業に対する熱意、想いのモチベーションはどうでしょうか。青年会議所は事業を通して目的を伝えて行かなければなりません。現状(背景)を知り、目的をもち多くの人たちに発信し伝える。参加した子供たちは事業を通して色々な事を学び感動し、心の中の思い出になっていることを忘れないでください。子供たちは真剣なのですから・・・
 青年会議所として未来を見据え地域に発信する事業、メンバー全員が輝いて魅力ある事業を行っていかなければなりません。継続事業は多くの先輩達が築き、想いのある事業を未来に繋げ伝えていく大切な事業であります。しかしながら青年会議所は、これからの時代のまた一歩先を見据えたJC運動をして行かなければならない団体でもあり、挑戦する事を忘れてしまったメンバーは輝けなくなります。青年会議所の歴史を大切にする事は当然ですが青年会議所の在り方を踏まえた、一歩先を見据えた事業が必要なのです。メンバーが輝くような事業は参加した子供たちの心に一生残りまた一緒に参加された保護者の心にも響くでしょう。
 今年度は、創立40周年も目前に控えこの時期だからこそ新たな10年を迎えることが出来る事業を想定した新規事業を準備しなければなりません。今の時代そしてこれからの時代に必要な青少年育成事業、地域に根付いた事業、そして本当に地域の子供たちが求め必要だと思われる事業を展開する必要があります。この一年間を通して担当委員会だけで考えるのではなく全メンバーの意見を聞き、考え、そして行動し40周年記念事業は素晴らしい事業が行えるよう活動していきましょう。
 
『会員拡大=自信』
 私が入会した当時の竜ヶ崎青年会議所には70数名の会員がいたことを記憶しております。なぜその当時は多くの会員がいたのか・・・その当時、世の中は景気も良く勢いのある時代だったからかも知れません。また、仕事の付き合いで入会した方もいるのかもしれません。しかし多くの会員がいたことは紛れも無い事実です。
 今はなぜ会員が減少傾向なのか、なぜ入会候補者はいるのに入会を躊躇するのか。色々な問題はあります。景気が悪いからJC運動に興味がないからかもしれません。もしも興味がなく入会に踏み込めないのであれば変えていけば良いのです。『青年会議所なんだから』ではなく『青年会議所は・・・』に変えていく必要があるのだと考えられます。「・・・」に入る言葉は多くあるでしょう。その言葉を埋めるのはメンバーひとりひとりが埋めていくのです。JC運動に自信がなくては埋めることは出来ないでしょう。自分たちが自信の持てる事業や行動をしていれば必ず埋めることができ、そして多くの問題は消えて無くなるものです。まずは自分達を見つめ直す事から始めましょう。驕りはいい結果を生むことは無いでしょう。しかし自信は人をさらに成長させ巻き込む力を秘めています。次へ繋がる拡大を行って行きましょう。
 
『竜ヶ崎の歴史、これからの竜ヶ崎』
 竜ヶ崎青年会議所もあと一年後には、創立40周年を迎えることとなります。考えてみて下さい、今此処にいるメンバーが生まれる前からこの龍ケ崎をそして地域を明るい豊かなまちへと考え事業を展開し、竜ヶ崎青年会議所を築いてきた先輩方の活動を決して忘れてはいけないと思います。数え切れないほどの事業を行いこの地域に根付いた事業を行ってきた先輩方に尊敬の意を込め創立40周年を向かえる事が必要です。しかし今現在先輩方々との交流を行う機会も少なく感じます。2010年度は創立40周年を迎える前に多くの先輩方と交流を持ちそして青年会議所の素晴らしさ必要性を現役メンバーは感じて頂きこれからのJC運動へ役立てて行かなければなりません。
 今この様にJC運動ができるのは諸先輩方々の数々の功績をはじめ、地域住民や行政の方々、そして友好LOMの協力のもと成り立っているのです。常に行政からは後援を頂き、方針に沿える内容ならば共催も行って頂けるほど多くのご協力を頂いております。対外事業の中の青少年育成事業では地域の子供たち、保護者の皆様のご協力もあります。またスポンサーLOMでもある社団法人土浦青年会議所をはじめ、県内23の青年会議所の協力があったからこそ今の竜ヶ崎青年会議所があるのです。友好青年会議所との交流の中で様々な事に気付き、多くのことを学び刺激を感じながら協力し合い成長してきました。今この時まで活動出来た事を皆様に感謝し竜ヶ崎青年会議所の歴史を感じ誇りと自信を持ちJC運動を展開するべきなのです。
 我々はこれからの竜ヶ崎を創る責任と楽しみがあります。世の中の情勢は常に変化しまた変化を求められます。その中で、未来を見据え世論に流されない選択をしていかなければなりません。変えてはいけないもの、変えなければならないものを見分けることは大変難しく多くの課題があります。しかし立ち止まっていては、先を見通すことは出来ません。
 新しいこと一歩踏み出すのには勇気が必要です。しかしその勇気が竜ヶ崎青年会議所を創ることになります。JC運動に失敗はありません。志を確り持ち熱くなり果敢に挑戦して行くことで、きっとその一歩が最後には自分の自信になり、新たな竜ヶ崎青年会議所が誕生するのです。
 
『最後に』
 竜ヶ崎青年会議所のメンバーが確りとした目的や信念、そして情熱を持ち活動することで多くの問題、困難を乗り越え挑戦する勇気や自信に繋がると信じています。事業の成否を考える前にまずは、自分自信が惜しみない努力と精一杯の力を発揮し、そして仲間を信じて共に共有した目的をもってJC運動を行えば必ず最高の成果が得られるでしょう。
 私自身この一年を懸け、青年会議所の担う使命、そして先輩諸兄が築き上げてきた青年会議所の歴史にさらに積み重るJC運動を行い、この地域に必要とされ、頼りにされる青年会議所になるよう微力ながら全力で活動してまいります。一年間ご協力の程宜しくお願い致します。
 

 

《スローガン》 
『時代への挑戦』
新たな竜ヶ崎へ向けて
 
 
《基本理念》 
仲間を信じ大切に思い、地域とJCを愛し、
そしてJC運動に誇りを持ち
未来を見据えたJC運動を邁進していく。
 
 
《基本方針》 
1、常識あるJAYCEEづくり
2、仲間への思いやりを持てる行動
3、責任と誇りと行動力を持ったJC運動
4、自信が身につくJC運動
5、保護者、学校、地域の大人達と共に行なう青少年の育成
6、会員の交流と出向の支援
7、情報発信の充実
8、40周年記念事業、記念式典準備を踏まえた年間活動
9、公益法人取得を踏まえたJC運動の実施

 

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